CAD 資格 難易度

CAD資格の難易度はどれくらい?

CAD資格の難易度は各資格によって異なってきます。

 

高いレベルが要求される公的資格

まず最も企業から重要視されていて、難易度も高い資格である「CADトレース技能審査」です。この資格は厚生労働省が唯一国内で認めている公的資格です。この試験の部門は建築部門、機械部門の2種類があります。

 

また各部門の中で初級・中級・上級の3等級に分けられています。合格率は、各部門の上級が約25%、中級が40?50%、初級が30?50%と他の民間資格に比べて全体的に難易度が高めになっています。

 

これは恐らく、中級以上からCADの操作能力についての要件が増えていくからかもしれません。試験のレベルが上がるにつれて、課題を素早く正確に描く能力が求められるようです。

 

難易度の高い等級もある民間資格

次にコンピューターソフトウェアが主催する「CAD利用技術者試験」は、国内での認知度は一番高いと言われている資格です。この資格はトレース1級、建築1級、機械1級、2級、基礎試験という等級が設けられています。

 

基礎試験のみインターネットによる自宅での受験が可能で、合格率は約80%と難易度はあまり高くありません。建築分野の方が難易度が高いと言われていますが、ほとんどの等級は合格率30?40%をキープしています。

 

ただ実技試験の難易度は非常に高いことで知られています。これは課題の図面から3Dでモデリングして重心や体積を計算するといった内容で、3次元CADの操作能力や2次元図面を読み取る能力といった高いレベルでの作業が必要だからです。

 

最後に全国建築連盟が実施している「建築CAD検定試験」です。この資格は建築系CADの資格の中で日本最大規模で試験を行っています。

 

CAD資格取得者の能力の全国基準化を図っている唯一の資格として現場から高い評価を得ているようです。この資格は准1級、2級、3級、4級に分かれています。

 

准1級だけ難易度が極めて高く、その合格率は10?20%です。2級と3級は約50?70%で、4級は90%と各級で合格率が極端に違っています。

 

ただ試験内容はそれほど難解ではないとも言われていて、全体的に見ると比較的パスしやすい資格のようです。