CAD

CADとは Computer Aided Design(コンピューター支援設計)の略で、コンピューターやソフトウェアを使用して設計することを言います。

 

コンピューターによる設計が出来るようになるまで、製図は手描きで行われていました。製図は建築物、自動車、飛行機、部品、電気回路などの形を詳細に示すことを目的に描かれます。

 

それは設計者と製作者の間で正確な情報を伝えやすくしなければいけないからです。線の種類も意味によって描き方が違い、製図は専門家でなければ非常に難しいものでした。

 

しかし、1960年代にアイバン・サザランド博士が開発した「Sketchpad」をベースに「CADAM」が作られました。このソフトウェアによって、コンピューターによる2次元製図が可能になりました。

 

このソフトウェアは1972年より販売され、自動車や航空機メーカーなどの設計者、製作者が重宝して使用するようになりました。

 

特に航空機を設計するには、膨大な量の製図面を作らなければいけないようです。こうした需要からCADソフトウェアはどんどん進化を遂げて、現在は3Dの製図面も製作できるようになりました。

 

幅広い分野で需要が高まるCAD

今ではCADソフトを使えば、初心者でも基礎知識を身に付けるだけで簡単に製図面を作れます。このソフトウェアを使用するメリットは、製図を正確に作成できること、製図をデータ化し互換性を持てること、編集も簡単にできることなどが挙げられます。

 

CADソフトウェアはWindows版がほとんどのシェアを占めており、Macintosh版のソフトの種類は限られています。

 

CADは2種類のタイプに分けることができます。それは汎用型と専門型です。汎用型は図面を細かく正確に描くことに特化したソフトウェアです。ただ精算は出来ません。

 

もう一つの専門型は、コンピューターに建築知識をインプットしておくことで自動的に図面を作成し、スムーズに製図が出来るように設計されています。これは精算と見積書も作成できます。

 

また各分野用にCADソフトウェアも発達してきました。機械用、建築用、土木用、電気用、また半導体用に至るまで多くの種類があります。

 

今後もCADソフトウェアのニーズは高まり、それに伴う技術の進歩にも期待が掛かっています。